スピーキングプラス

スマコレで書いた内容について、英語で話してみよう

スピプラとは?

スマコレで「書いた」内容をもとに「話す」オンライン英語スピーキングサービスです。

教科書等を起点にした 「書く」×「話す」 技能統合型の言語活動

スマコレで添削済の英文の内容についてやりとりします。スマコレで書いた内容なので、話すための語彙や背景知識を事前に学習でき、英語が苦手な生徒はとっつきやすく、英語が得意な生徒はより深い内容を学ぶことができます。

専任講師による、 質の高いマンツーマンレッスン

優秀な外国人講師を現地採用。専用教材(ナビゲーションブック)に沿って25分間生徒一人ひとりに応じたレッスンを行います。冊子が手元にあるので、あらかじめレッスン内容を把握でき、メモをとりながらレッスンを受講できます。

受講状況を確認できる 教員用管理ツールつき

レッスンの予約状況や、講師からのフィードバックを閲覧することができます。

スピプラの使い方

スピプラはスマコレ利用者が授業時間外に
ご利用いただけるサービスです。

レッスン受講方法
教員用管理ツール

スピプラを受講している生徒の受講状況や、講師から生徒へのコメントを確認することができます。

USERS' VOICE

利用した生徒の声

スピーキングプラスは、広島県が推進する「広島サンドボックスD-EGGsプロジェクト」に採択され、2021年7月から2021年11月まで、 広島県立広島国泰寺高等学校の生徒に受講をしていただきました。同校は、文部科学省の推進する「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング) コンソーシアム構築支援事業」の拠点校として、平和教育を軸としたグローバル教育に注力しています。 1、2年生の90%を超える生徒が「英語は将来役に立つ」と考え、積極的に英語学習に取り組んでいる学校です。5回のレッスンを受講した生徒の体験談をご紹介します。

最初は質問が来たらどうしようと不安に思っていましたが、フィリピンの先生がフレンドリーだったので話しやすく、 雑談も色々してもらえて楽しかったです。 初回のレッスンの最初の10分で打ち解けて、 その後不安はなくなりました。 季節の話や食べ物の話になったときに画面共有で写真を見せてもらえて、日本では見たことないものをたくさん見せてもらえました。 自分の英語が通じるのも嬉しいですし、自信にもつながりました。

最初はていねいに文法を守ることを意識してなかなか話せませんでしたが、 少し文法がおかしくても伝えようと思うと、意外と自分の英語が伝わったので「自分の英語が伝わる」という自信につながりました。 さらに、スマコレで実際に書いた英作文の音読をしたり、 自分の英作文の内容についてフィリピンの先生が質問をしてくれるので、会話が深まりました。 今後はもっと自分から質問をして、先生と話を広げてみたいと思います。

1年生280名に対し、本プロジェクトの前後にテストを行いました。発話箇所のWPMを測定して比較したところ、77% の生徒において、 発話量の増加が確認されています。発話量が増加した生徒の平均増加単語数は14語であり、スピーキングプラス5回の受講で、 自分の意見を述べる能力が向上していることが明らかになりました。

WPMとはWPM(Words Per Minute)。1分間に発話する総語数。
この語数が増加することによって、話す力の向上を示すことができる。

発展途上国の社会課題も解決するスピーキングプラス

THE PHILIPPINES

スピーキングプラス(スピプラ)は、日本人に英語を教えるというフィリピン人にとってやりがいのある仕事の創出につながっており、SDGsの4つの目標達成に向けた取り組みでもあります。

優秀な人材

フィリピン・カミギン州の社会課題

フィリピンは、近年ASEAN 主要国の中でも高い経済成長を続けています。 しかし、フィリピンにおける全失業者のうち15-24歳の世代が4割を占め、多くの若者が無職という現実があります。 特に、フィリピン南部に位置するカミギン州では、優秀な若者が仕事を求めて都市部に移住するという人材流出も深刻な社会課題です。
社会課題
優秀な若者の雇用機会不足
社会課題
人材流出
政府の協力

カミギン州知事からの期待

カミギン州には国立大学と私立大学が1校ずつあり、優秀な若者が多くいる一方で、仕事を求めてマニラやセブなどの都市部に渡る人が多いです。 そういった現状があるからこそ、故郷であるこのカミギン州でスピーキングプラスの講師になることは、優秀な若者の夢となります。 カミギン州の優秀な若者が日本の高校生の英語力向上に寄与できることをとてもうれしく思います。
解決に貢献
スピプラが雇用を拡大
優秀な人材

スピーキングプラス講師の声

2020年度に両親とも失業したものの、カミギン州には雇用の機会がないので、再就職先が見つからずにいました。 そのため、日常生活でさえ楽なものではありませんでした。 しかし、 幸運なことに私はスピーキングプラスの講師として働くことができています。 両親の代わりに11人の家族を支えることができ、 人生が変わるこのような機会にとても感謝しています。 同時に、教えることは私にとって大きな喜びです。 生徒一人ひとりが英語に自信を持って、 将来世界で活躍できるようになることを応援しています。
解決に貢献
スピプラの仕事が家計の支えに
現地パートナー

現地にレッスン拠点の設立

カミギン州の課題を解決するため、啓林館は途上国で教育支援活動を行う認定NPO法人 e-Educationと協力してスピーキングサービスを始めました。 2019年夏には、カミギン州の中心部に、レッスン拠点となるKEIRINKAN English Center を設立。 熱意がある若者からの応募が殺到し、 試験に合格した専任講師が在籍しています。
現地での採用
日本人の現地パートナーと協力
現地パートナー

レッスン拠点の運営

レッスン拠点を運営する認定NPO法人 e-Educationはカミギン州で長年、教育支援を続けてきました。 カミギン州の優秀な若者は、英語力の高さはさることながら、ホスピタリティの高さも抜群であることは、一度授業を受けていただくとすぐにおわかりいただけます。 日本の受験で使用するような英語に加え、日本の文化や日本人の考え方等も含めて徹底的に指導することで、質が高く、英語を話すことに抵抗感がある生徒でも楽しみになるような授業の提供を心がけています。
講師の指導
レッスンの質を管理